リングがあればなんでも出来る

タイでプロレスを普及させようと頑張った素人の話です

スラムの子ども達との交流

クロントイのスラムの子どもたち

 

私はタイに18年住んでいますが、

公私ともに絡んだことが一度もありませんでした。

クロントイ地区は私の自宅からさほど遠くなく、

バイクタクシーに乗れば10分以内のエリアにあります。

それでも一度も訪問したことがなく、、、

 

在タイ日本人の方も多くがそうではないでしょうか?

ボランティア活動でもしていない限り、あまり行くことはないはずです。

一時期は日本からの番組ロケコーディネートを中心に仕事としていた私でさえもそうなのですから、、、

 

私もこの当時で2歳ちょっとの息子がいますが、

もし自分の息子をココに放り込んだたら1分くらいで泣かされるだろうな、と思いました(苦笑)

なかなかワイルドな子どもたちです。

スラムを初めて歩いた時、

子どもたちはコンクリートのスペースでサッカーをしていたのですが、全員裸足でした。

裸足でサッカーはちょっと驚きました。

子どもたちの遊び方も私から見れば危ない遊びが多く、

見ていたら思わずストップさせたくなるようなシーンもありました。

 

ただ、少し思い返してみれば自分が子どもの頃もこんな感じだったかも、とも。

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リング設営をしていると野良犬が必ずやってくる

 

7月の無料興行では、私もレスラーたちも子どもたちに一歩踏み込んでみようという気持ちがありました。

これは申し合わせた訳ではなく、自然にそうなっていました。

 

7月の第2回クロントイスラムプロレスは、メディアこそ来なかったですが、

サワディカップ実行委員会の小野さんとその友人で飲食関係の仕事をしているSさんが、

無料でソフトクリームを配布する、というありがたい要素も加わりました。

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こんな感じです。映像は↓


 

https://youtu.be/156guJnZjyQ

 

さらに、このブログで時々登場している、当地の有名人で、

テレビ番組「Sugoi! JapanMCの友人、佐野ヒロ君も見に来てくれました。

 

試合の内容も前回よりも子どもたちに寄り添うような内容にして、

ガトームーブのトップ選手の1人であるP-Nutz選手が若手選手に負ける、

という特別サービスまでしてみました。

 

https://youtu.be/ihvXTw5D6zY

 

(この動画のシーンの後、彼は敗北しました)

 

ただ、それでもまだ子どもたち的には100%満足はしてもらえなかったようで、

演出や構成に今後の課題を残しました。

 

次はこんな工夫をしようか、などとみんなで話したりしながら別れたのですが、、、

まさか、その後大事件が起こるとは誰も想定していませんでした。

この話はまた次以降の投稿で詳しく書きます。

 

2回のスラムプロレス直後、

このスラムプロレスに協賛してくれるかも、

という話が舞い込んで来ました。

 

自分的にはスポンサーを探すタイミングはもう少し実績を積んでからと思っていたのですが、

その会社が会社だけにとてもスルーなどは出来ませんでした。

日本人なら知らない人などはいない、

TVコマーシャルなどでも昔からお馴染みの、

日本の一流企業のタイ事務所からの話だったのです。。。