リングがあればなんでも出来る

タイでプロレスを普及させようと頑張った素人の話です

スラムプロレス終了のお知らせ

スラムプロレスの協賛に興味がある、

という日本の大手企業との話し合いはすぐに実現しました。

 

社会貢献を私たちと一緒にしたい

子供たちに弊社の商品を体験してほしい

 

という先方のご希望と私たちの希望が合致し、

トントン拍子で話は進んでいくのでした。

 

支援していただく金額は、

過去2回のイベントで私が自腹で出した金額をはるかに上回る額なので、

レスラーたちにギャラとまではいかなくても、

交通費ぐらいは払ってあげられるくらいお釣りがくるものでした。

 

こんなに早い段階で決まるとは、私もサワディカップ実行委員も驚いたのでした。

嬉しい私はすぐ、新崎人生さん、さくらえみさん、みちのくプロレスU部長、

そして信州プロレスのグレート無茶さんに報告していました。

彼らも一緒に喜んでくれたのでした。

 

とりあえず、月1回ペースのイベント実施なら、

201810月から20193月まで5回分をお試しで支援させて欲しい。

それがうまくいけばその後も引き続きの支援ということで。

という話になりました。

 

201810月といえば、

3回サワディカップの実施予定のタイミングです。

ガトームーブの日本の選手やみちのくプロレスの選手、

そしてタイ以外のアジアのレスラーにも、この企業の支援の下で、

スラムプロレスのデビューをしてもらおう!

そんな希望が私たちの心をときめかせてくれました。

 

そんないい話なのに、スポンサー企業さんの実名をなぜ出さない?

読者の方はそう思われることでしょう。

 

はい、そうなんです。

 

私たちはこの支援を受けることなく、

スラムプロレスは終了してしまうのです。

スポンサーを買って出てくれた企業さんには一切の落ち度もありません。

 

事件は、私が日本出張中、会社のスタッフからのLINEで第一報が来たのでした。

 

それはちょうど、スポンサー企業のロゴや商品名が入った、

リングのエプロンのデザインが出来上がった頃のことでした。

 

3回のスラムプロレスはお互いにイベントが多い8月は休みにして、

9月にしましょう、ということになっていたのですが、

スタッフによると、、、

 

9月はやりたくない、というか、もうプロレスはやりたくない」

とクロントイの財団が言ってます。

ということでした。

 

私がバンコクにいたら、すぐにでも財団に駆け込むところでしたが、

残念ながら出張中なので、スタッフに彼らの真意を探ってもらうしか術はありませんでした。

 

あんなに楽しくやってたじゃないか!

子供たちも喜んでいたじゃないか!

費用も自分たちで全部出していたし何も財団に迷惑などかけたいなかったではないか!

 

一体何があったのだ?

出張中の私はただただイライラする日々が続きました。

 

とにかく、私がバンコクに戻ったらすぐに財団と話し合いをしたいから、

まずはそのアポを取るようにスタッフには伝えました。

しかし。。。

 

財団からの答えは

「会う必要はない」

という返事。

 

仕方なく私はスタッフからまずは電話やメールでヒアリングをしてもらうしかありませんでした。

 

一体なんなんだ???!!!

f:id:RINARE:20181223205848j:plain

もうココに私のリングが立つことはないのか?!

f:id:RINARE:20181223205948j:plain

この光景が私は好きだったし、ずっと続けたかった