リングがあればなんでも出来る

タイでプロレスを普及させようと頑張った素人の話です

超番外編 タイの新型コロナ隔離施設の選び方解説 その2

昨日の投稿で一気に全部書こうとしたかったんですが、小分けにしてしまいましてすみません。

 

もったいぶってるとかじゃなくて、集中力だけの問題です(苦笑)

 

早速つづきを。

 

部屋の次に大事なのが食事関係です

 

食事については、、、、、私、語ります

f:id:RINARE:20210418222624j:plain

ロイヤルベンジャホテルのある日のメニューです

今は10泊程度ですが、それでも隔離施設で30回くらいご飯を食べることになります。

私たちの場合、当初は15泊ですから45回とか、、、

「タイ料理楽しみ〜」とか思っていたら、しんどい事になる場合もあります。

施設ごとに最も差があるのが食事です。

↑に私の1回目の隔離時のメニューを貼りました。

メニューの選択肢の中から選ぶシステムです。

 

そんなに悪くないんじゃね? と思う方も多いかと思います。

でもメニューと現実が違うことも多いというだけでなく、味が悪かったり、

調理してから時間が経過していて冷たかったりとか、

失望したくなければメニューを見て勝手に美味しいものを想像してしまうことは厳禁です。

私はこの1回目の隔離経験を経て、2回目からは炊飯器と電子レンジを隔離施設に入れるようにして、自炊がいつでも出来る体制にしました。

そして2回目の隔離時はASQの中で最も安い料金レベルのところから施設を選び、施設からの食事を半分以上キャンセルし、自分で食事を作って食べていました。正直、その方がストレスもなく豊かな食生活でした(さらに太りましたけど)

もちろん高額な隔離施設に行けば、全メニューいつでも食べ放題で注文出来るとか、日本食があるとか(味は微妙かも)、私の3回目の施設のように、選択肢には常にインド料理やメキシコ料理がある(ホテル内にそれらのレストランがある為)というようなホテルもあります。

 

ここでちょっとセコい話を書くかもですが、隔離施設の料金と食事の関係を計算してみてください。

1番安い料金のところと高級ホテルの施設の価格差です。

日本円で軽く15万円ないし20万円以上の差だったりします。

例えば、タイでも使用可能な炊飯器を日本で買い、10泊分の全てを賄える量のお米や食糧もあらかじめ買い、スーツケースに入れてタイへ持ち込んだとします。その場合にかかる費用ってどのくらいでしょうか?

炊飯器が4-5万円するとしても、食糧の費用はせいぜい数万円までにしかなりません。

炊飯器はもちろん隔離終了後も使えるし、使わない人はバンコクで買い取ってくれる業者さんもいっぱいいます。食材だって余ったとしても終了後の生活で食べればいいだけです。

前回の私の投稿に書いた通り、部屋からほぼ出られない環境での隔離生活の中で、どっちがコスパいいでしょうか?

f:id:RINARE:20210418224503j:plain

3回目の隔離時の食材の一部です、めっちゃ余りました

この写真は2021年3月の3回目の隔離時に準備したものですが、食材だけなら合計で1万円以下だったはずです。

それでも隔離最終日にはかなり余らせてしまいました。

これは私の個人的感想が前提ですが、どれだけ美味しい食事を隔離施設が用意してくれたとしても、部屋の中で炊飯器で1合の米を炊き、ご飯が炊けていく間に発する匂いと、ご飯が炊けたあと、炊飯器の蓋を開けた時に出てくる大量の湯気と匂い、、、これに勝るものはないんじゃないかと思っています。

(常に炊きたてを食べたかったので私は毎回1合だけ炊いていました)

↑の写真には映っていませんが、電子レンジでパスタを作る用の容器も100円ショップで買って用意していて、レンジでかなり美味しいパスタが作れることも隔離で学びました。

炊飯器と電子レンジさえあれば、日本のスーパーへ行って買い物すれば、大抵の食べ物は作れてしまうかも知れません。

これをやってしまうと、高額な隔離施設がなんてコスパ悪いの?って思ってしまいます。

隔離部屋で自炊

これが私のお勧めです 笑

 

ただ、私がお勧めしたところで皆さんやりませんよね?!

なので、ここまでやらないにしても、例えば部屋にポットはありますので、お湯さえあれば作れる物(味噌汁とかカップ麺系)や施設から配給される飲料水で冷たい麦茶やアイスコーヒーを作るとか、そういう小さな工夫は隔離生活を少しずつ豊かにしてくれますので、あらかじめイメージしておくべきだと思います。

 

あと多くの施設が食事をプラスチック容器に入れて出してきます。

f:id:RINARE:20210418230050j:plain

2020年6月の隔離時の食事一例 ここの食事のショボさが私に自炊を決意させた 笑

こんな感じです。

味はともかく、冷めていたりしたらなおさらですが、このようなプラスチック容器で食べることに虚しさを感じたりもします。精神衛生上の問題ですが、これをこの状態のまま食べずに、それぞれをお皿に移しかえて食べることをお勧めします。それだけでも気分的にかなり違います。ホテルの各部屋にお皿などの一式が用意されている場合が多いですが、もしなくても施設にお願いしたら届けてくれるところが多いかと思います。

自炊まではいかずとも、味噌汁を持って来て食べる時用としてでも汁碗とかを持参する方がいいかもです。

他にも自分が好きなお箸とかフォーク、スプーンを持参するだけでも気分的にかなり違ったりするかもです。そのくらい隔離の食事が虚しく感じる場合もあるのです、、、、

 

あと、施設から提供される3食以外にも施設のルームサービスを別料金で注文したりも可能です。私はほぼ何も注文したことはないですが。。。

そもそもほとんど体を動かさないので3食以外に食べたいとも思わないですし、仮に隔離施設の食事が不味い場合、ルームサービスの料理も期待出来ないですよね。

私の場合は炭酸飲料とかが恋しくなった時などに何度か頼んだ程度です。

 

それからお酒好きな方、隔離中は飲酒禁止というのを聞かれたことがあるかも知れません。隔離のルールとして飲酒禁止ということは謳われています。なので、施設のルームサービスなどでアルコール類の提供はありません。

ですが、、、

多くの方が持ち込みしています。

持ち込み荷物をチェックして取り上げられた、という話は聞いたことがありません。

隔離中3回行われる(10泊だと2回かな?)部屋掃除の時以外、ホテルの人が部屋に入ることは通常ありませんし、荷物をチェックされることもありません。

↑の写真のようにスーツケースに食材をあんなに入れて持ち込んでいる訳ですから、酒類が入っていても大丈夫です、と言ってしまっていいかどうか知りませんが大丈夫です 笑

ウィスキーを持ち込んで、炭酸水と氷だけルームサービスで注文してハイボールを楽しむ、なんて方も実際多くいらっしゃるようです。

隔離中に2回行われるPCR検査の時に酒臭かったりしたらさすがにヤバいと思いますが、、、

飲まれる方はそのあたりだけは気をつけた方がいいかもですね。

あと、タイのホテルで出される朝のコーヒーがすごく不味い、ということもよくありますので、コーヒーも持参される方は多いですね。

食事関係については、まだまだいくらでも書けるんですが、このぐらいにしておきたいと思います。

 

あと、細々したことで不安がある方もいると思うのでいくつか

 

<<PCR検査>>

滞在中に2回あります。現在は10泊になったので、何日目と何日目にやるのかなどは私も知らないですが2回目は隔離が終了する数日前になるはずです。

実施場所は隔離施設によっていろいろです。部屋の前に看護師が来てやる場合、プールサイドなどまで来てやる場合、PCR専用の場所がある施設などなどです。

タイでは唾液によるPCRが認められていないので全て鼻拭い式です。

 

<<空港からホテルまで>>

飛行機がバンコクに到着してからホテルに行くまでの動きに不安がある方もいると思います。

飛行機が着くと、とりあえず流れに任せておけば大丈夫です。入国に必要な書類はすぐに出せるようにしておくことは必須です。空港内でチェックポイントがたくさんあり、必要書類を何度も出すことになるので、必要書類はすべてクリアファイルとかにまとめておくのがいいです。入国審査が終わって、荷物を受け取って、税関を通過すると各隔離施設のスタッフが待っています。ASQの予約確認書類を持って、自分のASQの名前を誰かに言えばそのASQスタッフを呼んでくれます。スタッフとミート出来たら、そのASQの専用車に荷物と一緒に乗り込みます。(同じフライトで同じ施設に入る人がいる場合は相乗りになります)ホテルに到着したら通常時とはちょっと違いますがチェックインをして部屋に入り隔離が始まります。今までと違うのは、まるで自分がコロナ陽性者かのような扱いを常に受けるというだけのことです。

 

<<隔離中のホテルとのコミュニケーション>>

基本はLINEです。タイ語が出来る人はタイ語ですが、そんな方はあまりいないと思いますのでLINEでは英語で連絡を取り合う場合が多いかと思います。毎日の食事メニューの注文やPCR検査の日時についてや1度目のPCR陰性のあとに許される施設内における散歩の予約などの連絡を取ります。日本語が通じる施設もほんの一部あるようですが、ほとんどは日本語不可です。隔離中は1日2回、朝夕の検温報告があります。これも提携病院などによっていろんなシステムがあり、アプリを入れるパターン、LINEで報告するパターン、検温した時の体温計の画像を送るパターンなどいろいろあります。

チェックイン時に「基礎疾患がある」とホテル側に申し出た場合は、その症状によって病院側から別途いろいろ「サービス」がある場合もあります。例えば高血圧持ちと言うと毎日看護師さんが血圧を計りに来るなどなどです。これらも施設や提携病院によってケースバイケースです。ちなみに私は高血圧持ちで薬を飲んでいますが、毎日看護師が来て血圧チェックされるのが面倒なので3度目は基礎疾患なし、と言いました。

部屋に誰も入ってくることがなく、洗濯物が出るのが面倒なので部屋では全裸で過ごす場合が多いです(私だけではないはず)血圧チェックの度に服を着なければいけない、というのが基礎疾患なしとした理由です 笑

 

4000文字以上書いているようですので、今回はこのへんにしておきます。

次回を最終回にします。

隔離中の過ごし方とか、お伝えし忘れたことを次回書きますね。