リングがあればなんでも出来る

タイでプロレスを普及させようと頑張った素人の話です

パクリ宣言

私が初対面の方に自分とプロレスとの関わりについて説明をした時、

初対面にも関わらず私に対して「バカな人」と言ってくれた2人目の人が、

グレート☆無茶さんでした(笑)

ちなみに1人目はサワディカップ実行委員会の小野さんです 笑

 

自分でもアホなことをやっていることを理解してやっていることですので、

むしろはっきりとそう言われることの方がスッキリします。

もちろん悪意ではなく、一種の(?)褒め言葉で言ってくれていると理解。

 

一通り無茶さんのお話を聞いた私の頭には、子どもの頃大好きだったアニメ

タイガーマスク」の伊達直人が登場していました。

 

社会の中のプロレス。

孤児院の子ども達の為にプロレスをする伊達直人ことタイガーマスク

タイにはあの孤児院のようなイメージの場所がある。

そこでリアルな活動が出来るかも知れない。

 

無茶さんのお話を聞いているその最中でしたが、もう私にはイメージがありました。

 

「ありがとうございます。で、私、パクってもいいですか?

 もうイメージがあります。

 長野県よりもむしろタイの方が貧困などで苦しむ人は多い、

 っていうのはお分かりだと思いますが、、、」

 

「もちろんいいですよ、このやり方はパクられても誰も損はしないですから」

 

ホントにその通り。

誰も損をしないプロジェクトを教えてもらいました。

 

「私自身はただのリングオーナーでレスラーではありません。

なのでタイに持ち帰ってみんなの意見を聞きたいと思います!」

 

そう言って、無茶さんにお礼を伝え、

その日行われた信州プロレスさんの定期戦の試合を観戦した後、

再度お礼を伝え、また近いうちにお会いしましょう!

とお別れしました。

 

ちなみにですが、、、

長野県の為に活動している信州プロレスさんが、タイに来て、

タイ人に長野県の宣伝をする為に試合をする、ということはアリですよね?

という話はもちろんしています。

その時は私の本業と趣味の100%コラボの時になります宣言もしました 笑

 

 

で、

この時描いていた私の真意をはっきりさせておきましょう。

 

売名行為と言うのならそれで構いません。

「これからは売名行為だーっ!」

と公言したって構わない。

 

1)タイでボランティア活動的なプロレスをはじめる。

 

2)それがタイのメディアで取り上げられる。

 

3)スポンサーが付く。

 

4)ボランティアプロレスの資金が調達出来る。

 

5)サワディカップのスポンサーが獲得出来る。

 

6)タイでプロレスの知名度が上がり、タイにプロレスが根付く!

 

というのがおおまかなストーリーです。

 

ニュースメディアに取り上げてもらうこと。

しかも日本のメディアではなく、タイ国内のメディアに。

もちろん日本のメディアが最初に伝え、そこからタイのメディアに行く形でも構わない。

 

細かい手法はこれから考えるとして、このストーリーで行こう!

いや、自分がやるんじゃないから、このストーリーで行きたい!

 

「スラムでプロレスをやろう!!」

 

信州プロレスさんを訪問して出た1つの答えがこれです。

 

タイ最大のスラムと言われる「クロントイスラム」でプロレスの無料興行。

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クロントイスラムのイメージとしてよく使われる場所

 

グレート☆無茶さんとお別れしても興奮が収まらない私は、

信州プロレスの道場の横にあるバッティングセンターに入り、

なぜかバットを振りながらイメージを勝手に膨らませていくのでした。

 

なんだか1つの難しい方程式を解いたような、

ドラマガリレオを湯川学的な気分でした。

(誰が福山雅治やねん!)

 

「タイに戻ったら相談したいことがある」

サワディカップの実行委員の小野さんとあっぱれコイズミさん、

そして我闘雲舞のタイの責任者であるプミ君にもメッセージを送りました。

 

グレート☆無茶さんをご紹介してくれた、新崎人生さんにもお礼と報告と、

自分の考えを伝えました。

 

しかしこのプロジェクトを始めるには、それだけではダメです。

ウチの会社の社員全員にも伝えなければなりません。

このプロジェクトはウチの会社のスタッフ達の力も必要です。

 

バンコクに戻り、私は順番に自分の想いを伝えていきました。

 

だけど、1番肝心なのはプロレスをやる人です。

我闘雲舞のタイ人選手たちが私の想いを理解してくれるかどうか?

これが最も大切なことです。

 

私の頼みだから、とお付き合いでやらされているようなことでは意味がありません。

彼らも心から私と同じ気持ちでやってくれることが最も大事です。

 

私は彼らに手紙を書くことにしました。

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クロントイスラムのイメージその2