リングがあればなんでも出来る

タイでプロレスを普及させようと頑張った素人の話です

オリジナルのつづきです

 今まではダコさんのウェブサイトに掲載していた原稿のコピペ中心でブログをやらせていただいておりましたが、

 ココからは完全初出しオリジナルになります!

 

 今、これを書いているのは2018年の924日です。

 

 第3回のサワディカップ1ヶ月ほど前の私です。

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第3回サワディカップのポスターです

 

 今、この時点で私がどんな心境かというと最悪の心境です。

 この原稿を掲載する頃は、きっと3回目のサワディカップも終わった後だと思います。

 

 どうか、今よりも爽快な気持ちの私でいてくれますように、と願うばかりです。

 

 これから順を追って、201711月以降の私の活動、試行錯誤について書いていきたいと思います。

 

 かなり濃い1年でした。

 

 プロレス興行に関わるとこんなにいろんなことがあるもんだと自分でも感心します。

 

ということで、早速はじめていきたいと思います。

 

 前回、つまり2017年の最後の連載ではお金のことを書いていたと思います。

 この問題を解決させるべく、私はこの1年動きました。

 

 

 時は2018年の3月、私は長野県長野市にいました。

 信州プロレスのグレート☆無茶さんに会うために。

 

 信州プロレスさんには大変失礼ですが、

 信州プロレスをご存知の方は正直そんなにたくさんいらっしゃらないと思います。

 ほぼ長野県内のみで活動しているプロレス団体です。

 ですが、この信州プロレス、スポンサー企業が100社ある、というのです。

「なんだなんだ? どういうことだ?」

 ということで、代表のグレート☆無茶さんと面識がある、新崎人生さんに事情を話し、ご紹介をお願いしたのでした。

 新崎人生さんからの紹介なら断られることもないだろう、という姑息な考えの私(苦笑)

 

 グレート☆無茶さんとの出会いは私のプロレスに対する観念に嵐を巻き起こしました。

 前述の新崎人生さんだけじゃなく、長州力さん、藤波辰爾さん、武藤敬司さん等々、名だたるレジェンドレスラーが信州プロレスのリングに過去ゲスト参戦をしています。

 

 正直、信州プロレスの所属選手で知っている人はいませんでしたし、

 世間的に有名な選手もいないと言ってもあまり失礼ではないかも知れません(苦笑)

 

 そんな団体がなぜ、100社以上のスポンサーを持ち、名だたる有名レスラーを呼べるのか?

 この謎は是非自分の力で解きたいと思ったのでした。

 

 さらにもう1つ書くと、私の本業の仕事では長野県にとてもゆかりがあります。

 長野県の訪日観光プロモーションのお手伝いを長年していたり、

 長野県民なら知らない人はいない「アルピコグループ」のバンコク事務所もさせていただいております。

 

 プロレスが本業とコラボ出来るくらいになる......というのが私の夢でもあります。

 

 つまり、タイ人への訪日観光プロモーションのコンテンツとして、プロレスが使われる、という状況になる、ということです。

 しかもプロレスに思い入れがある私がプッシュして、ではなく、一般のタイ人や日本の地方自治体さんの要望として、訪日プロモーションにプロレスを使いたい!

 と思われるくらい、プロレスがタイで浸透して欲しい、という意味です。

 

 これが達成された時が私のプロレス活動のゴールだと言って間違いありません。

 

 そういう意味では、信州プロレスはもしかしたら夢への一歩になるのかも知れない

とも思ったりもしました。

 

 

冬でした。

 

長野市ですのでそこそこ寒い日でした。

道に迷いながら、信州プロレスの道場に着いた私。

緊張していました。

きっとこう言われることだろう

 

100社のスポンサーを取るのは大変でしたよ。しっかりとしたプレゼンテーションを作って、こまめに営業をして、頭を下げて….. 甘くないですよ!」

 

深呼吸して、代表のグレート☆無茶さんとお会いすると、

全く想定外の言葉を投げかけられたのでした。

 

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信州プロレスの本拠地で道場がある信州プロレスアリーナ

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グレート☆無茶さんの自販機