リングがあればなんでも出来る

タイでプロレスを普及させようと頑張った素人の話です

祭りのあと

(この原稿は2016年10月頃にフリーペーパーdacoウェブサイトに掲載された「タイでプロレス興行を目指す男の記録 第20回 の再掲載です)

 

サワディカップが終了して時間が経過してしまいました。

連載の更新が遅くなってしまって申し訳ありません。

イベントが終わってすぐに本業の仕事が超多忙になってしまった為、

気になりつつも原稿を書くことが出来ませんでした。

 

 おかげさまでアジアのプロレスラーを一堂に集めるイベント、アジアプロレスサミット「サワディカップ」は無事に終了することが出来ました。

ありがとうございました。

 

 サワディカップの直前、

みちのくプロレスの「ふく面ワールドリーグ」というシリーズに帯同させていただきました。

結果的にこの経験がとても生きました。

 

自分自身が知る由もなかった「プロレス興行の裏側」を私が知りたい知りたくないに関わらず、知らなければならない、という前提があるかのように、みちのくプロレスの選手とスタッフの皆さんが私を1人のスタッフとして受け入れて下さいました。

本当に貴重な経験をさせていただきました。

裏側を見たことでプロレスとプロレスラーがますます好きになりました。

 

 今回の会場、シーコンスクエアはバンコク在住日本人の皆さんにとっても決して馴染み深い場所ではなかったと思います。

行こうとしたけど間に合わなかった、途中からしか見れなかった、

などなどいろんな話を耳にしました。

しっかりと第一試合から見れなかったプロレスファンの方々には申し訳ありませんでした。当初はもっと馴染みのある場所でやる予定だったのですが、、、、(過去の連載ご参照)

 

 ただ、私自身は今回の大会は何よりもアジアのレスラーたちが一堂に会することに意義があると思っておりました。

お客さんが超満員で大盛り上がり、という結果はもちろんベストですし、せっかく来てくれたアジア各国の選手たちにとっても嬉しいことですが、私の心の奥では、

「まだそこまでじゃなくてもいいかも」

という気持ちがありました。

まずはアジアの選手が集まり、無事故で無事に興行を終了させる。

実は私の中ではこれだけでした。

 

 第一回のサワディカップは、みちのくプロレスの「剣舞」選手となりました。

特別賞として女子プロレスのガトームーブ「ことり」選手が選ばれました。

これは私的には想定外でした。

 

 地元タイの選手と日本人選手はサワディカップを獲得しない方がいいかな、と思っていましたし、新崎人生コミッショナーにもそんな話をしていました。

ですが、この結果について現場で試合を見た人なら異論がある方は少ないのではないかと思います。

そのくらい剣舞選手とことり選手は素晴らしかったです。

 

第1回サワディカップのメインマッチの動画はこちらです。

www.youtube.com

 

 アジアの選手がMVPを取ることはまだ早いよ、というメッセージになったのかも知れません。

来年は是非、日本以外の選手がサワディカップを獲得して欲しいです。

 

 サワディカップが終わり、翌日は我闘雲舞4周年記念興行がソイトンローにて開催されました。

私はみちのくプロレスの選手たちと一緒に試合会場に入りました。

試合前、新崎人生さんの控え室に呼ばれた私は、人生さんからまさかの重いトークテーマをいただくことになったのです。

どこまでココで書いてい

 

いのだろう….

 

次の掲載まで考えさせて下さい。

 

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おなじみエンディング後の記念撮影です