リングがあればなんでも出来る

タイでプロレスを普及させようと頑張った素人の話です

日本以外のアジアの中でバンコクをその中心にしよう!

(この原稿は2016年7月頃にフリーペーパーdacoのウェブサイトに掲載された

「タイでプロレス興行を目指す男の記録 第15回 の再掲載です)

 

この目標は、実行委員会も我闘雲舞のメンバーも日本側でご協力いただいている皆さんも誰も異論がない。

ならば「サワディカップ」のスローガンはこれにしよう!

空気を読むことを信条とする(笑)我々実行員会は素直に方向転換をしたのでした。

 

プロレスファンの方でも知っている方はあまりいないかと思いますが、

アジア各国ではまだまだ小さい灯火ですがプロレスの芽が出始めています。

香港では我闘雲舞よりも早くにプロレス団体が立ち上がり定期的に大会を行っています。

シンガポールの団体SPWは最近特に活動を活発にしており、大きな団体になりつつあります。

台湾にも新台湾プロレスという団体があります。

それぞれの団体が横のつながりを取り、大会の際にはレスラーの貸し借りなどの交流が始まっているところですが、全団体を集めるような大会はまだ行われていません。

ならば、「サワディカップ」はむしろそこをメインテーマにしようではないか!

アジアプロレスの祭典「アジアプロレスサミット」という副題をつけることにしました。

 

各国の団体には、親しいラインを通じてコンタクトして出場の打診をしていくことになりました。

我々の興行の翌日には我闘雲舞のオリジナルの大会もあるので、ほとんどの選手は2日連続の出場になることが予想されます。

出場条件を話し合いましたが、マッチメイクについては私たちで決めるのではなく、新崎人生さんやさくらえみさんなどの現役レスラーが中心となって決める形にしました。

 

どこからどこまでがプロレスの聖域なのか、私たちにも分かりません。

だけど、聖域かも知れないところには入らないようにする素人三人衆なのでした。

 

そんなことよりも私たちがしなければいけないもっと大切なこと。

 

そう、会場がなくなってしまった件です。

これこそ私たちの最優先課題です。

 

いろいろな会場候補を当たってみましたが、空いていなかったり、会場費が高額過ぎたり、プロレスへの理解がなさ過ぎたりで、なかなか簡単ではありませんでした。

 

やっと見つけた場所がバンコク郊外のシーコンスクエアでした。

 

シーコンスクエアで大きなイベントをしているのを見たことがあったので、いい場所だと思っていたのですが、

スペースがあるのはそこではなく、別の場所だと言われました。

広さはその場所とほぼ同じだというのですが、イマイチ分からない。

 

先方ともうまくアポが取れなかったので、とりあえず自分で勝手に見に行くことにしました。

平日の仕事を早めに切り上げて車を走らせました。

 

すると、、、なんという偶然。本当に偶然なんですが、その会場候補地でムエタイの試合をやっているのでした。

会場を見てイメージしようと思いましたが、もはやその必要もなく、

ムエタイのリングをプロレスにリングに置き換えるだけのことでした。

こんな平日の昼下がりにショッピングモールでムエタイやってるのもおかしいですが、ありがたく拝見させていただきました。

 

ジャパンエキスポのような大観衆が集まる場所ではありませんが、

私たちの大会の第一回としては充分ではないかと感じた私はココを会場に決めたのでした。

 

そしてここからは生々しいお金の計算がはじまるわけです。

むしろ、これが1番重要なことな訳で、、、、

 

有料興行ではない私たちのイベントにはスポンサーが必須となるのです。

プロレスを愛するファンの方なら誰でもスポンサー参加出来るプランを考える私たちでした。

ということで、読者の皆さんもご協賛可能です! 笑

ご興味のある方はお気軽にメール下さい!

 

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(んでもって最終的にはこんな感じになります!)