Japan Expo Thailand 2回目のプロレス興行直前情報
(この原稿は2017年2月頃にフリーペーパーdacoウェブサイトに掲載された「タイでプロレス興行を目指す男の記録」 第24回 の再掲載です)
いよいよジャパンエキスポで行われる2回目のプロレスのカウントダウンです。
明らかに前回よりも大幅にパワーアップした今回のラインナップですが、
実は、このラインナップ以上に私のところにはいろんな話や提案がありました。
中には日本のプロレスファンの多くが「おおおお!」と驚くような話もありましたが、今回はこれ以上の凄い興行にする必要はないと思い、苦渋の決断をしました。
(あの選手が来るとか来ないとか、という話があったんです 笑)
もちろん予算的な問題もありますが、あまりにも凄いラインナップにしてしまうと、打ち上げ花火で終わってしまうことが怖かったのも事実です。
地道にゆっくり育んで成長していくものにしたいという気持ちです。
夢は少しずつ叶えていきたいですね。
直前ですが一部対戦カードが変更になりました。タイ在住現役プロレスラーの中澤マイケル選手とシンガポールの選手が追加参戦となりました。
昨年のジャパンエキスポを客席で見ていたシンガポールの選手が今回は3人出場します。
ジャパンエキスポタイランドですが、アジアではまだジャパンエキスポはタイでしか開催されていないので、アジアの選手を出場させてあげることは全然アリだと思います。
中澤マイケルさんは、みちのくプロレスでもガトームーブ所属でもないDDTという団体の所属選手ですが、タイに住んでいる現役日本人プロレスラーという貴重な存在ですので出場いただくことは望むところですね。
会場に来ていただく方のために、興行言い出しっぺによる見どころをご紹介します。
初日に出場するシンガポールのアンドリュー選手は必見です。
あれだけ一瞬で嫌われ者になれるキャラクターはなかなかいません(笑)
本人が意図としているのかどうか分かりませんが、超天然ヒールだと思います。
日本人選手では、やはり剣舞選手が気になります。昨年のジャパンエキスポの1日目で負傷してしまい、その後の大会もしばらく欠場となってしまいました。復帰後、昨年の9月に開催された「サワディカップ」ではMVPを獲得してタイでのリベンジを果たしました。
アジアの選手たちからも注目されている剣舞選手の動きにご注目!
タイ人選手は、やはりBad Companyの2人の才能を皆さんの目で確認して欲しいです。
現在東南アジアのタッグチャンピオンです。
悪役ではありますが、2人のプロレスへの意識の高さはなかなかのものです。
個人的には久々に生で見るスペルデルフィン選手のファイトも楽しみです。
かつてのパートナーである新崎人生さんとのタッグと、大阪プロレス時代からの後輩のシーサー王選手とのタッグでどんなコンビネーションが出るか、、、
そしてダンプ松本さん、オファーしたのは私ですが、予測不可能です。
「これはダメですよ、これはしないで下さい」
ということは事前にお伝えしているのですが、むしろネタ振りだと思われてやっちゃうんじゃないか?
そもそも約束なんか守ってくれるのか? とても心配です(苦笑)
まだまだコメントしたい選手はたくさんいるのですが、多くの選手が「タイでプロレスを広めるために」という気持ちでリングに上がって下さいます。その熱い気持ちを皆さんにも肌で感じていただきたいです。
有料の指定席はまだ少し残っています。土曜日も日曜日も12:00から当日券をリングサイドで販売しています。座って確実に見たい方はまだ大丈夫です。是非お越しください!